About Cinnamon Essential Oil
シナモン精油の種類と香り
シナモンは、クスノキ科のニッケイ属に属する植物で、香辛料や生薬として古くから用いられています。
漢方では「桂皮(ケイヒ)」という生薬として、身体を温め血行を促進する目的で使用されることが多いです。
シナモンエッセンシャルオイルには、主にシナニッケイとセイロンニッケイという二つの種類が存在します。
シナニッケイは東南アジア原産のもので、セイロンニッケイはスリランカとマダガスカルが原産地です。
弊社で取り扱っているシナモン精油では、シナモンカッシアがシナニッケイに、シナモンバークとシナモンブランチがセイロンニッケイに該当します。
3種類のシナモン精油について紹介いたします。
Cassia
シナモンカッシア
小枝の部分を水蒸気蒸留することにより採れる精油です。
主成分としてシンナムアルデヒドが、豊富に含まれています。
また、酢酸シンナミル、クマリンも含まれています。
酢酸シンナミルは、ダニが嫌がるにおい成分といわれています。
クマリンは桜に含まれる香り成分として有名で、リラックスや気分向上の働きがあるといわれています。
《香り特徴》
温かみのあるスパイシーな香り。
寒い時期の芳香浴で温かみを感じられます。
Cinnamon Bark
シナモンバーク
樹皮の部分を水蒸気蒸留することにより採れる精油です。
主成分としてシンナムアルデヒドが、多く含まれています。
また、酢酸シンナミル、β-カリオフィレンも含まれています。
β-カリオフィレンは、ストレスを和らげる働きがあります。
《香り特徴》
スパイシーな香りの中に深い甘い香り。
気分が落ち込んだ時など心をリフレッシュします。
Cinnamon Leaf
シナモンリーフ
葉も含めた小枝の部分を水蒸気蒸留することにより採れる精油です。
主成分としてフェノール類のオイゲノールが、豊富に含まれています。
この成分は、抗菌や殺菌の働きがあるといわれています。
疲労を感じているときなど気持ちの切り替えを促します。
《香り特徴》
スパイシーで甘くフレッシュな香り。
疲労を感じているときなど気持ちの切り替えを促します。