About Rosemary Essential Oil
ローズマリー精油の種類と香り
ローズマリー(Rosmarinus officinalis)はシソ科に属し、地中海地域原産の香り高い植物です。
その天然の抗酸化効果や抗菌効果が注目され、料理での臭み消しとしても広く知られています。
さらに、ローズマリーは食材としてだけでなく、化粧品やアロマテラピーにも多く利用されており、古くから薬用植物として親しまれてきた歴史があります。
アロマテラピーにおいては、ローズマリーの精油が主に3つの品種で使用されます。
これらの精油には共通する成分が多く含まれており、1,8-シネオール、α-ピネン、カンファー、カンフェンが代表的です。
また、シソ科の特徴的な成分であるロスマリン酸も含まれており、これは抗酸化作用や抗炎症作用を持つポリフェノールの一種です。
ローズマリー精油はその成分が、慢性的な痛みの軽減やストレスの緩和に役立つとされ、アロマテラピーの歴史でも重要な役割を果たしてきました。
フロリハナで取り扱う3種類のローズマリー精油をご紹介します。
Rosemary Cineol
ローズマリーシネオール
主な成分として1,8シネオールが、多く含まれています。
また、カンファー成分も含まれています。
さわやかで、しみとおるような香りのため、鼻づまりなどの呼吸器系の不調に対して有効です。
元気を与えてリフレッシュしたいときにおすすめの香りです。
Rosemary Camphor
ローズマリーカンファー
主成分としてケトン類のカンファーが、多く含まれています。
また、1.8シネオールも含まれています。
カンファーは、神経と筋肉へ働きかけるといわれます。
脳を活性化させ、集中力を高めたいときや、気持ちを高めたいときにおススメです。
Rosemary Verbenone
ローズマリーベルベノン
ローズマリーベルベノンは、ベルベノンという抗炎症作用のある成分が含まれているため、スキンケアとヘアケアで高く評価されています。
主成分としてα-ピネンが、多く含まれています。
この成分は、樹木系の精油に多く含まれていて、森林浴効果や強壮作用、血行促進の効果があるといわれています。
ヘアケアでは、頭皮の血行が促進されてカユミやフケを抑えると言われています
スキンケアでは、炎症した肌やニキビ肌を和らげ、年齢を重ねた肌にはエイジングケアとなります。
なお、ローズマリーベルベノンウォーターの取り扱いもございます。