コールドプレスとCO2抽出
オイルの抽出方法によって、その特性には違いが生まれます。
代表的な2つの抽出方法「コールドプレス」と「CO2抽出(二酸化炭素抽出)」について紹介します。
コールドプレス(低温圧搾)とは?
コールドプレスは、原料を圧搾してオイルを抽出する伝統的な方法です。
低温での圧搾とはいえ、摩擦によって多少の熱が加わることがあります。
この製法はシンプルで自然な方法であり、美容に欠かせないフィトステロール(植物由来の化合物)が比較的自然なまま残りやすいのが特徴です。
また、製造コストが抑えられるため、価格も手頃です。
二酸化炭素抽出(CO2抽出)とは?
二酸化炭素抽出は、二酸化炭素(CO2)を溶媒としてオイルを取り出す最新の技術です。
この方法では、約31℃という低温で抽出が行われ、酸素に触れることなく成分が保持されるため、酸化リスクが低減されます。
特にローズヒップのような原料では、酸素のない環境と低温抽出が非常に重要です。
二酸化炭素抽出により、フィトステロールを豊富に含む高純度のオイルが得られ、肌のバリア機能をサポートする効果が期待できます。
そのため特に乾燥肌の方におすすめです。
ここで色の違いについてローズヒップオイルの違いをご紹介します。


二酸化炭素抽出のオイルは成分を多く抽出できるため、よりフルーティーな香りで鮮やかな色をしています。
みなさんはどちらのオイルが気になりますか?
ぜひ試してみて、ご自身の肌に合うものを見つけてください!
感想もお待ちしています。