古代よりラベンダーは治療や美容の観点から、またその香りと鮮やかな色で珍重されてきました。
地中海地域を原産とするこのラベンダーは、約20種類存在し、開花の仕方、香り、特徴がそれぞれ異なり、収穫した花を蒸留すると、それぞれ生成されるエッセンシャルオイルも異なる特性を示します。
フロリハナでは5種類のラベンダーを取り扱っており、それぞれのラベンダーのプロフィールをご紹介します。
ぜひお気に入りラベンダーを探してみませんか。
古代よりラベンダーは治療や美容の観点から、またその香りと鮮やかな色で珍重されてきました。
地中海地域を原産とするこのラベンダーは、約20種類存在し、開花の仕方、香り、特徴がそれぞれ異なり、収穫した花を蒸留すると、それぞれ生成されるエッセンシャルオイルも異なる特性を示します。
フロリハナでは5種類のラベンダーを取り扱っており、それぞれのラベンダーのプロフィールをご紹介します。
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日本では真正ラベンダーとして知られていて、別名ファインラベンダーやラベンダー・アングスティフォリアとも呼ばれます。
綺麗な青紫色の花と長い茎をもつ芳香性の植物で、温帯な地中海性気候下の日当たりが良く乾燥した土壌で成長します。
弊社取り扱いの真正ラベンダーには、野生種と栽培種があります。
どちらも同じラベンダーの品種ですが、生育環境の影響によって、香りが異なり、成分比率が少し異なります。
成分分析からの比較
主な芳香成分 |
酢酸リナリル 30 - 40% |
リナロール 22 - 36% |
テルピネン-4-オール 1 - 9% |
主な芳香成分 |
酢酸リナリル 34 - 44% |
リナロール 14 - 29% |
テルピネン-4-オール 2 - 14% |
栽培種は畑で育てているため、安定的に精油をとることができること、野生種は生育地が限定されていて、流通量が限られていることが価格にもつながっています。
どちらの方が良質ということはありません。どちらのラベンダーにもバランスの調整や、鎮静などの利点をもつ、酢酸リナリルが30~40%、リナロールが約20~30%含まれています。分析データで比較すると、野生種の方が酢酸リナリルの含有量が多いため、より深いリラックス効果を求める場合、野生種を試してみるのもオススメです。